大みかキリストの教会 OMIKA CHURCH OF CHRIST
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週報コラム(2月26日)

2/26/2017

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十戒(じっかい):神が民イスラエルに与えた10の戒律。姦淫をしてはならない、盗んではならない等の戒めが含まれる。しかし、十戒が書かれている出エジプト記20章においては、先ず神がイスラエルを救った神であるという事実が宣言されている。すなわち、神が恵みによって民を愛し、イスラエルがその愛の中に入れられたという神の業がすべての戒めの原則として据えられているのである。人が先ず神に愛されていることを自覚し、その感謝から、同じように神に愛されている他者を愛するように心を促され愛を実践する。それが十戒が示す人間の生きる道である。十戒は戒律ではない。むしろ、人間の生きる道を示す神の愛の御言葉である。
​<週報からの引用終わり>
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追記:

映画のシーン(上写真)の描写や表紙の表現から見てもわかるけれど、モーセの十戒に対して人々が創造するイメージは、神の『厳しさ』なのではないかなと思う。厳しい戒律。その戒律を破る者には、神の裁きと怒りが下る。

しかし、十戒が命令している事って、どれも実行不可能なことじゃないし、その命令を人間が本当に守ったら、それは人間に幸せで安全な生活を約束するものだと考えることができると思う。人間の健やかさと、人間同士の平和と調和を心から望んでおられる神様のみこころを、十戒の一つ一つの言葉からくみ取ることができるんじゃないかと思う。

聖書を読んで、そこに、罪びとを罰して滅ぼす神を見るか。

それとも、罪びとを愛し赦す恵み深い神を見るか。

それは、聖書を読む者たちにとって、ましてや聖書を規範として生きようとする信仰者にとって、永遠のテーマなんじゃないかな・・・。
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週報コラム(2月12日)

2/12/2017

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タルムード(Talmud):西暦200年頃に書かれたユダヤ教の聖典。その中には、安息日においてどのように物を運ぶと違反になるかが論じられている。例えば、家の中に師が居り、家の外に弟子が居る場合、師が家の中から窓を通して手を伸ばし、外にいる弟子の手に何かを置いたら、師は律法に違反している。師は家の中から外へと何かを運んだからである。しかし、師が家の中から手を伸ばし、弟子がその手から何かを取った場合は、どちらも、何かを運んだことにはならないので、律法違反は無いとされる。タルムードには同様の事細かな規定が、他にも数多く定められている。それに対して主イエスは、『安息日にしてよいのは、人の命を救うことか。それとも滅ぼすことか。』と問われる。主イエスの関心事は、人のいのちの救い。パリサイ人の関心事は自分の正しい行い。私たちの関心事は?
<週報からの引用終わり>

追記:
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週報コラム(2月5日)

2/5/2017

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自分の正しさという損害:人間社会では、正しい知識や正しい行動は、その人の強さとして称賛される。しかし神は人の強さとしての正しさを評価なさらない。『主があなたがたを選ばれたのは・・・あなたがたがどの民よりも数が多かったからではない。・・・事実、あなたがたはすべての国々の民のうちでもっとも数が少なかった。』(申命記7:7)誇れるものなど何も無い罪人が、神の恵みと愛によって選ばれる;その民が、神の恵みと愛に感謝して、神が命ずる正しい行いをしようと心から努める。それは人間の強さではなく、むしろ神の強さの証言となり、その時に人の正しさは初めて意味を持つ。神に栄光を帰さず、自分自身を誇る人の正しさには非常に大きな意味がある;その意味とは、神の愛と恵みがその人の目の前から消失するという、その人が被る、絶大な損害である。
<週報からの引用終わり>
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追記:

福音の伝道とは何だろう。
この問いに対して、人がどのように答えるかによって、その人の中の主イエスの意味が明らかになるだろう。

『伝道とは、三位一体などの、伝統キリスト教の教理を、未信者に告げ、認めるさせることである。』 もし、人がそう考えるなら、主イエスはその人にとって、自分に伝統キリスト教の教理教条を信じ込むように求めるお方であろう。 あるいは、『伝道とは、まったく清い生き方へと自分を改善してゆく道に、人を歩ませることである』 もし、人がそう考えるなら、主イエスはその人にとって、常に、死ぬまで、自己改善を求める続けるお方であろう。

・・・私は、過去においては、伝道というものを上のように考えていた。でも、そのような、キリスト教の教理教条を信じているという宣言や、より正しい生活を送ろうという努力が生み出したのは、自己満足、人との衝突、議論に勝つ誇り、また負ける恐怖、・・・そして、自分自身に対する迷いと自信の無さからくる心の不安定さだった。

だから、伝道は、わたしにとってはいつも、辛い作業だった。
背負いたいなどと思えな重荷だった。
背負いきれない重荷だった。
自分をつぶしてゆく、重荷に思えた。

しかし、今、改めて、神の福音の恵みに触れていただいた一人の人間として、こう言いたい。

『伝道とは、主イエスの働きである(私や他者がどうするかでは無い)。』と。

​伝道とは、今、この世界で、主イエスがその霊において、人々をご自分の恵みの中に招き入れようと、力強く働いておられる事である。私は主イエスが行っておられる伝道の中に入れられ、そしてその中で生きている、いや、生かされている存在だ。私は、主イエスの伝道の一部を担っているのではない。伝道とは、そんな、人間が手伝うことで完成するようなものではない。それは人間の自分の能力の過大評価だ。

私は伝道をする者ではなく、主イエスに伝道していただいている者なのである。伝道とは、ギリシャ語でエウアンゲリオン(よき知らせ)、あるいは、ケルッゾー(宣言)という言葉の日本語訳だが、新共同訳では、実は『伝道』という言葉さえ使われていない。むしろ、『福音宣教』と訳されている。伝道という言葉の意味は、そもそも、人間が行う努力や作業のことではない。 むしろ、神様の恵みと、救い主主イエスの到来の良き知らせ(福音)が宣言されることを言う。その宣言は、確かに人の口を通して行われるかもしれないが、神の福音が先ず聖霊の働きと主イエスのみ言葉によってその人の心に宣言されることが、伝道の本質である。人は、自分に与えられたものを証言しているにすぎないのだ。

『伝道とは、主イエスの働きである。』

もしそうなら、私の中の主イエスの存在は、私を日々新しく変えて行く、積極的な素晴らしい力(ちから)である。その力の存在を、喜ぶことなら、私にもできる。その力の存在を宣言する事なら、私にだって、できる。その内に住んでくださる神様を賛美し、感謝する事なら、私にだってできるのである。それが伝道となるのであれば、私は、その讃美と感謝を、喜んで神にささげたいと思える。

それはもう、重荷ではない。
​それなら、伝道できる。
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    教会のフルタイム 伝道者。

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