大みかキリストの教会 OMIKA CHURCH OF CHRIST
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伝道者ノート

7/25/2020

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右の写真は、ある牧師が22歳の時の顔写真である。その鋭い眼光と、緊張した首筋と、こわばった表情の先に、この若者は何を見ていたのだろう。一つ確かなことは、彼は、自分が将来、教会の牧師として働くことになるなどとは、まったく考えていなかったし、想像すらしていなかったということだ。彼には自分の人生設計があり、心で求めているものがあり、それを勝ち取ろうと一所懸命に努力し、他の人を蹴散らして踏み台にしても構わないと信じていた。しかし「彼の」夢は、今、何一つ実現していない。

恵み豊かであわれみ深い神は、彼が神を求めていない時も、彼と共に歩んでくださり、彼が心に思い描かなった人生を彼に歩ませた。彼の夢は砕かれ、培ってきた能力は無用のものとされ、先行き不明の恐ろしい暗闇が彼を覆った。しかし、だからこそ、彼にとって神は御父となり、御子イエスは喜びとなり、聖霊に導かれる人生が新しい夢となった。

その夢は、現世においては実現していない。しかし、その夢は、神の力によって既に実現している、天に在る「いのち」として、彼の心を喜ばせる望みとなった。「目が見もせず、耳が聞きもせず、人の心に思い浮かびもしなかったことを、神はご自分を愛する者たちに準備された」(1コリ2:9)。 聖書のこの言葉が真実であることを知り続ける祝福に、神は一人の人間の魂を召してくださった。彼は今、自分に語り掛ける。「我が魂よ、主をほめたたえよ!(詩篇103篇)」と。 ハレルヤ。

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伝道者ノート

7/18/2020

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「彼の一切の労苦には終わりがなく、その眼は富を求めて飽くことがない。そして、『私はだれのために労苦し、楽しみもなく自分を犠牲にしているのか』とも言わない。」(伝道者-コヘレト-の書 4:7-8)

人は、どんなに労苦しても何の喜びも無いと感じられるような、辛い責任を課せられることがある。その辛さが長い間続くと、「どうしてこうなったのだろう?」と自問し、苦しみから解放されて喜び楽しんでいる自分を想像さえできなくなってしまう。虐げられている自分が、自分の「普通」になってしまう。

罪の力は、アダム以来、七千年に渡って人類を虐げて続けてきた。悪魔は訴え続ける:「お前は、自分の力で神と人から愛される外見を整え、自分の力で神と人を愛せよ!」と。「お前は神と人の前で、恥ずべき存在なのだから、自分で自分の恥を隠せ!」と。…人は、この悪魔の執拗な訴えによって身も心も虐待され、瀕死の状態だ。それにも関わらず、それが、人間の「普通」になってしまっている。

神は、主イエスの十字架と復活の御業によって、罪に虐げられている「古い人」を滅ぼし、逆に、神にもう愛されていることが「普通」となるような、「新しい人」を私たちに着せてくださった。この「新しい人」は、神を愛し神に愛されるための努力をやめてしまう。ただ、無条件に愛してくださる神の愛を信じ、神の懐の中で愛され、神の足元で愛の御声を聞き、神を喜び楽しみ、愛しているのである。
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伝道者ノート

7/11/2020

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バプテスマのヨハネの証言(ヨハネ1:29~)によれば、真のキリストは、世界から根こそぎ罪を取り除き、信じる人々を神との交わりの中へと移して下さるお方である。しかし、彼が証言したこの救い主の姿は、人の目には、不思議で、不可解で、不合理でさえあった。ヨハネが宣言したキリストは、「神の子羊」である。つまり、全人類を救うお方が、へりくだった、自分で自分を救えない、犠牲として殺される、無抵抗の弱者だと言うのである。

主イエスは、私たちのために、先ずもって、弱い者で在ってくださる。神の子羊は、私たちが強くあること、罪と戦うこと、成功することを要求なさらず、むしろ、人の弱さと共に歩み、罪によって心が深く傷つく痛みを知り、自分で自分を救えない私たちに、命をかけて寄り添ってくださるお方である。この神の子羊であられる主イエス・キリストの御前では、人が人に対して努力を要求することも、人が人のために努力を差し出すことも、すべて意味を失う。そして、ただ、御父の恵みの力が、人の弱さの中に現れてくださることを願う、神を信頼する祈りが、人の心を支える望みとなる。

キリスト者が主イエスを神の子羊として信じ、キリストの体として生きるということは、先ずもって、その人が人間的な力においては無力な存在とされるということである。しかし、人は、自分の力を失うことを恐れ、無力を避けようと必死に努力する。これが信仰の戦いの本質である。
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伝道者ノート

7/4/2020

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アダムによって罪が世界に入り、死がすべての人に広がってしまったという、天変地異の事件が起きた時、神は人に仰せられました。「大地は、あなたのゆえにのろわれる。あなたは一生の間、苦しんでそこから食を得ることになる。あなたは、顔に汗を流して糧を得、ついにはその大地に帰る。あなたはそこからとられたのだから。あなたは土のちりだから、土のちりに帰るのだ。」(創3:17-19)…アダムがエデンの園を追放されたとき、彼の目に入る世界の意味は、すべて逆転してしまった:祝福から呪いへと、支配から隷属へと、喜びから苦しみへと、いのちから死へと変わってしまった。

しかし、私たち人間は、このねじ曲がり逆転してしまった世界観こそが真理だと思って、現世で努力し、自分をより力強く、より美しく飾ることで、愛を得ようとする;この地上で、誠実に、豊かに、透明に生きることが神に愛される条件だと信じてしまう。しかし、聖書が最初から語る真理は、そのような人間の努力は、すべて、神の内にある「真のいのち」から断ち切られ、石ころのように死んでいる存在の、無意味な頑張りに過ぎないということである。

クリスチャンの目標が、現世において努力してもっと良い人間になることならば、信仰は惨めだ。その悲惨の中に、神はご自身の御子の死と復活によって「真のいのち」を吹き込んでおられる。その偉大な神の御業を信じて感謝することが、クリスチャンの目標であり、喜びなのではないだろうか?
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    教会のフルタイム 伝道者。

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