大みかキリストの教会 OMIKA CHURCH OF CHRIST
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伝道者のひとりごと

8/31/2019

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パクス・ロマーナ(Pax Romana)とは、「ローマの平和」と訳せるラテン語の造語である。皇帝オウグストが帝政を確立(紀元前27年)してからの約200年間、ローマ帝国は、“…国内の治安も確立して交通,物資の交流も盛んとなり,…全住民は平和を謳歌した(引用:ブリタニカ国際百科事典;リンク先)”と言われている。

総督ピラトとは、この「ローマの平和」を維持するために、ローマの法律に基づいて各地の属州の行政を任された総督である。そして、このピラトが、イエスを無実としたのである。しかし、サタンに支配されていた祭司長たちは、人間の正義と合理性の象徴であるローマの法律と、その執行者の度重なる説得とに反抗し、理不尽な誹謗中傷によって、とうとうイエスを十字架へと追い込んだ。

理性や正義や努力など、あらゆる人間の力を、サタンは圧倒する。この悪魔の力に対抗できるのは、十字架と復活、そして内住の神ご自身(聖霊)の働きだけである。教会が、「私たちは聖書の命令を守っている」という事実を根拠に自分の力を誇るとき、それは教会がサタンの力に圧倒され、その策略の中に飲み込まれてしまっているという、危機的状態を示す赤信号なのである。
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伝道者のひとりごと

8/24/2019

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新約聖書に登場する「ヘロデ」は、いつも同一人物とは限らない。幼子イエスを殺害しようとしたヘロデは「ヘロデ大王」であるが、ルカ23章で主イエスと面談するヘロデは、ヘロデ大王の3人の息子のひとり、「ヘロデ・アンテパス」という別人である。説教者は、このような歴史的な背景からテクストを考慮しつつ、2000年前に語られた主イエスの言葉に傾聴する努力を続ける。


しかし、私たちの「今、ここ」に、主イエスの恵みが心に注がれる出来事は、時空を超えて聖霊が与えてくださる祝福である。説教の本質は、説教者の解釈の正しさや、学識や、彼の人格の善悪にあるのでは無い。説教とは、教会が一丸となって主イエスの愛を心に注ぐ聖霊の導きと力に信頼し、説教者を聖書へと送り出し、その結果として神が教会に恵みを賜る、神の出来事である。ゆえに、教会は、礼拝説教が、人生訓やバイブルスタディや道徳を語ることに終始してしまうことに決して満足できない(それでは飢えてしまう)。この飢えは、聖霊を通して神が人の心に注いでくださる愛でしか満たせない根源的な渇望である。
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伝道者のひとりごと

8/17/2019

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伝道者がアメリカに在住中に聞いたワーシップの一つに、「サタンは倒された!」と皆で叫ぶ曲があった。私はその部分が楽観的に歌われるたびに、「それは違うんじゃないか…?」と口を噤んだ。サタンは、今日も活発に活動を続けている、と私は思ったからである。

サタンは、アダムとイブを誘惑し、神の祝福と愛から彼らを引き裂き、又、弟子たちを惑わし、神の恵みと祝福と愛の体現である御子イエスから彼らを引き裂いた。そして、この同じサタンが、今日、私たちを惑わし、キリストの十字架と復活を通して現わされた御父の恵みと愛から、私たちを引き裂こうと必死に訴えているのである。

サタンはその誘惑を、神の民である教会の中で特に激しく訴える。神の恵みと愛から人を引き裂くという、古の昔からの彼の一貫した目的を果たすために。教会が、自分たちの正しさや努力によって神の御前に歩もうとするとき、それは、信仰ではなく、むしろサタンに敗北して暗闇の支配に落ち込んでいる心の現れかもしれない。サタンの力の前には、私たちは、主イエスの十字架と復活、そして内住の聖霊の力なる神の御業に頼る他、救われる道は皆無だからである。
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伝道者のひとりごと

8/10/2019

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パウロは、ローマ書5:10において、「私たちは神の敵であったときでさえ、御子の死によって神と和解させられた」と宣言する。「神の敵である」というのは、悪い習慣が中々抜けないということではない。神との和解は、人の自己改善の努力によらず、唯、御子イエスの死による和解だからだ。私たちと神との間には、それほど、とてつもなく激しく、深刻で、破滅的な戦争状態があったのだ。

私たち罪びとと神との間には、互いを「不俱戴天の仇」と見なす敵意、すなわち、「今ここで私が生きるためには、お前を生かしてはおかない」、というほどの互いへの怒りがあふれ渦巻いていた。その怒りは、人間には到底、そのあまりの恐怖の故、受け止められない。神に近づけないのである。

しかし、キリストの十字架と復活は、この敵意と怒りの現実を吹き飛ばした。神が御子の命の犠牲を通して、私たちをご自身と和解させてくださったなら、そこには必然的に、とてつもなく深い恵みと、とてつもなく高い愛による、御子の命にあって神が私たちにお与えになる、どんな困難の中にあっても神がわれらを包み愛してくださることをわれらが知る、神の平安が待ち受けているのである。
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伝道者のひとりごと

8/3/2019

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神の「救い」とは、私たちが神の祝福と愛へと帰ることである。この関係性の回復は、喩えるなら、三歳児が親との旅行中、ニューヨーク市で誘拐され、その後、救い出されて親の許へと帰るようなものだ。太平洋を越えて親から引き離され、悪者の奴隷となってしまったその子に、パスポートを取得する手続き、飛行機に乗る手順、費用などについて、どれほど正確に教えても無意味だ。三歳児には説明されたことを理解できないし、たとえできたとしても、それを実行する力も、自由も、その子には無いからである(これが罪)。
 
その三歳児に必要なのは、日本とアメリカを往復し、誘拐犯を倒して自分を救い出し、最初から最後まで自分の手を離さず一緒に旅をし、自分を親の許へと連れ帰ってくれる、親が信頼して派遣した救出のプロである。主イエスこそ、そのお方である。天から降り、十字架で死に、復活して、天に昇られたお方が、私たちを神の御許へと回復する唯一無二の道であり、力のすべてである。この救い主キリストの御前には、「人間が~をすれば救われる(しないと救われない)」と言う教えの一切は、偽りであると言わざるを得ないのである。
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    教会のフルタイム 伝道者。

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