大みかキリストの教会 OMIKA CHURCH OF CHRIST
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伝道者のひとりごと

11/30/2019

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工学の分野では「三面図」を使って製図を行う。物体の、前・横・上の、それぞれの方向から見える形を正確に三つの線図で表現することで、その物体の形状を正確に、間違いなく相手に伝える。図面を書く人、そしてそれを見る人、両方が、定められた同じ製図ルールに従って意思を疎通させるのである。

教会では「聖書解釈」を行う。神は、人にご自身を顕わすために聖書をお与えになった。しかし、人は、聖書を神の意図に沿って読み、理解できるだろうか。人が、自分の意図で聖書を解釈するなら、そこには、神と人との意思疎通は成り立たない。神が思い描く、聖書を読むルールとは何だろう。

神の御子・キリストは、聖書全体がご自身の十字架と復活によって成就したと仰せられる。キリストを信じる教会は、聖書を読むとき、そこに、主イエスの十字架を通して顕わされた神の愛と恵みを見出すことを、神に期待されているのではないだろうか。もし私たちが、聖書を、自分が正しく生きるための行動の手引書として読むならば、神の言葉は最初から誤解されているのではないだろうか。
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伝道者のひとりごと

11/23/2019

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 自分は、中学3年で突然成績が上がりはじめ、卒業時は学年10位以内になった。高校は進学校へ;学生服の校章が誇らしかった。大学は国立へ;現役合格が誇らしかった。でも、劣等感と拒まれる恐怖が付きまとい、いつも正義と正論で武装し、心を閉ざし、窒息するような強がりを続けた。でも、それ以外の生き方を知らなかった。

 主イエスは、神であられるお方なのに、それを誇らず、へりくだってくださった。そのまなざしの中には、自分の評判への心配ではなく、いつも私たちへの愛があった。神の御子が、受けるよりも与え、高くされるより低くなり、神の力の強さを誇るより十字架で死なれた。自分の命を人の救いのために注ぎ出す他に、何も生き方を知らないようなお方。その主イエスが、私に心を開き、私を知り、私を捕らえた。

 今は、この愛なる神に知られ、神の愛を知ることが、私の心を満たす誇りだ。キリストの十字架を誇るその希望に生きると、世界が、人との関係が、そして自分の心が変わり続ける。「自分は生きてもよい存在なのだ」と、心底思える喜びは、心を吹き抜ける聖霊の風、神の恵みの息吹、キリストが与えてくださった、キリスト者の自由だ。
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伝道者のひとりごと

11/16/2019

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日本は、クリスチャン人口が全体の1%未満の、伝道が困難な国だと言われている。理由として、例えば、天皇制や、物質主義や、進化論が挙げられる。教会は、伝道失敗の原因を、先ず自らの「外」に見出し、その「外」の問題にうまく対処することで、伝道を成功させようとする。果たしてそこに突破口はあるだろうか。

アダムが、「善と悪の知識」という自力を欲する罪を抱え込んだ時、神が彼に最初にお語りになったのは、そこにどんな状況があったのか、あるいは、誰が第三者として罪を誘発したのかという、外的な原因追及ではなく、「あなたは、どこにいるのか」(創世記3:9)という、アダム自身の所在を問う言葉であった。しかし、アダムは恐怖のあまり、自分の行いの正否を問う神の言葉に耐えられず、妻エバに責任転嫁し、問題はさらに深刻化していった。

教会は、なぜ伝道が困難なのかと問い、その原因の所在を自分たちの「外」に求める。この責任転嫁によって、結果として、問題が更に深刻化する。教会は伝道が難しいと感じるとき、自分たちの信仰の所在そのものが神から問われているのであり、その神の問いに、先ず、自分たちが真摯に答えることから始めることが必要なのではないか。
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伝道者のひとりごと

11/9/2019

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パウロは、我々に、「貪欲を殺しなさい」と教え、さらに、「不従順な者には神の怒りが下る」とさえ言う。(コロサイ3:5-6) 私たちは、この厳格な命令に対して、「努力して従おう」と言って禁欲したり、「自分には到底無理だ」と言ってあきらめる前に、やるべきことがある。それは、神の恵みを信じることである。すなわち、キリストの復活を通して、神は、人を、すでに、天において、キリストと同じ、栄光の姿に新しく造り変えてくださっておられるという、パウロの確信 (コロサイ3:1-4)の言葉を共に信じることから始めなければならない。

人が、自分の罪の行いから決別し、不従順から従順へと「変容」する出来事は、神が力を注ぎ完成してくださる、神から人へと与えられる、一方的な恵みである。人が、「自分でそれができる・できない」という基準でパウロの命令を聞くと、その人はやがて、自分の罪の中に追い詰められてしまう。しかし、もし人が、パウロと同じように、「神の私への命令は、神ご自身が、私に代わって成し遂げてくださる」という信仰に基づくならば、その命令は、神に従えず、罪に苦しむ自分を、神が慰め、励まし、立ち上がらせる、神の力として、心の内に聖霊が刻印してくださる、神の愛の言葉となる。
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伝道者のひとりごと

11/2/2019

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「アメリカン・ドリーム」とは、アメリカ合衆国の成功の概念である。すべての人に均等に与えられるチャンスを活かし、個人の努力と勤勉によって成功し、幸福を獲得できるという考えである。(出展)

日本においても同様に考えられ、人は幼少のころから学校で、努力と勤勉が幸せへの道だと教え込まれる。この概念は、現代社会の人々の心に深く根を下ろしているため、クリスチャンも同様に、神の御前で努力し勤勉であることが、信仰の道として正しいと考えていることが多い。

しかし、主イエスは、人が自分の努力や勤勉さによって神の御前に立たなければならないというような絶大な責任を、人に負わせるようなことはなさらなかった。むしろ、主は、ご自身の十字架と復活を、恵みによって信じる人に無償で与えてくださった。

人が神のために生きるのではなく、神が人の為に生きてくださることによって、切り開かれ、歩まれ、完成され、その結果人が豊かに祝福される幸いの道を、神は人に与えてくださった。キリスト者は、神が私たちのために思い描く、この「ドリーム」、神の夢の中に、キリストを信じる信仰によって入ったのである。すなわち、人間が努力して神の前に成功しようとするのは、人の夢であって、神の夢ではないのである。
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    教会のフルタイム 伝道者。

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